【ガレージDIY】コンクリートの湿気対策(打ちっ放しコンクリート床)

コンクリートの湿気対策 DIY
コンクリートの湿気対策方法

弊社のコンクリート床用塗料の採用をご検討されていたお客さまからの事例紹介です。

対象:新築の打設後1か月以上経過している屋内ガレージ・コンクリート床(もちろん未塗装の状態)
内容:打設後1か月以上経過しているが、常にコンクリート床表面が湿っているような感じがするがこのまま塗装しても大丈夫か?

しんじ
しんじ

新設のコンクリート床を塗装する際には、打設後1か月以上経過している事が必要ですが、
今回のケースは1か月以上経過してもコンクリートが湿っている状態でも大丈夫かのご相談でした。

結論から言いますと、打設後1か月以上経過している新設コンクリート床でも内部から湿気が染み出し続けてくるような状態の場合は、塗装しても塗膜剥離の原因になるためおすすめしていません。

【ガレージDIY】コンクリートの湿気対策①-状況確認

コンクリート表面が常に湿っているような状態の場合は、原則塗装できませんが、以下のような条件を満たせば対策を施した上で塗装が可能です。

①コンクリート床表面にビニールシート(60㎝四方以上の大きさが理想)を置き、4辺を養生テープでしっかりと留め、24時間放置します。

24時間放置した後、ビニールシートを剥がして、ビニールシート表面やコンクリート床表面が少し湿っているくらいの状況であれば大丈夫です。
(重要)表面に水が浮き出て「水たまり」のような状況になっていると対策をしても塗装できませんので、根本的に「地盤・基礎から湿気対策の工事を行う」などが必要になります。

「コンクリートからの湿気の染み出し確認方法」動画は下記をご覧ください。
※動画開始13秒~上記の「湿気確認方法」が動画でご確認いただけます。

【ガレージDIY】コンクリートの湿気対策②-対策方法

ビニールシートやコンクリート床表面が「常にちょっと湿っている」くらいの状態であれば、
ラストオリウム「モイスチャーストップシーラー」を塗布する事で、コンクリート内部からの湿気の染み出しを抑えて、塗装作業に移行する事が可能です。

しんじ
しんじ

コンクリート表面に常に湿気が染み出してくる状態をそのままにしておくと、コンクリートの劣化が早まるだけでなく、ガレージ内部の湿度が常に高い状態になりますので『結露トラブル』『ガレージ内の壁・什器や工具が「かびたり」「錆やすく」なる』などの問題が起こりますので対策しましょう♪

【ガレージDIY】コンクリートの湿気対策③-結果

このご相談を頂いた「お客さま」は、結果「モイスチャーストップシーラー」「プライマー・ロックダウン」「エポキシシールド・ガレージフロアコーティングキット ダークグレー色」をご購入いただきました。

しんじ
しんじ

ご購入いただき、作業していただいたのが2022年11月で、この記事を書いている時点(2023年1月)ではまだ2か月くらいしか経過していませんが、きれいな仕上がりを保っています♪

【ガレージDIY】「コンクリート打ちっ放し」の雰囲気を活かしたい場合

「コンクリート打ちっ放し」はコンクリートや住宅の寿命を鑑みると避けた方が良いですが、「コンクリート打ちっ放し」のクールな雰囲気を活かしておきたいという方も多いです。

その場合は、湿気対策を施した上でラストオリウム「エポキシシールド・プレミアムクリアコーティングキット」を使用しての塗装&コーティングをおすすめします。

しんじ
しんじ

エポキシシールド・プレミアムクリアコーティングキット」は【超艶あり】の仕上がりになりますので、打ちっ放しの艶消しの雰囲気は維持できませんが、透明クリア塗膜なので打ちっ放しの外観を活かして塗装できます。
また、一般的なエポキシ塗料の15倍の耐摩耗性・塗膜強度を誇るので耐久性も抜群です♪

【ガレージDIY】ご不明な点はお気軽にご相談ください。

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