ガレージ床塗装を失敗しない3つのコツを紹介

ペイント・塗装
ラストオリウム・プライマー「ロックダウン」をガレージ床に塗布

ラストオリウムのガレージ・コンクリート床用塗料は、耐摩耗性能・耐衝撃性・耐油性などに優れたコンクリート床用塗料キットです。

但し、ガレージ床を塗装した失敗事例で多い「すぐに一部の塗膜が剥離してしまった。」「仕上がりにムラ(色ムラや艶ムラ)がある。」「コンクリート床の吸い込みが激しすぎて塗料が足りなくなった。」「塗膜に気泡ができてしまった。」などのトラブルは、下地処理や塗り方に原因があり、コンクリート床用塗料本来の耐久性を発揮するためにも次の3点を気をつけて塗装を行ってもらいたいと思います。

しんじ
しんじ

塗装前の「掃除」「洗浄」「エッチング」をきっちりと行う事を前提として、プラスアルファの
エポキシシールド塗装を失敗しない3つのコツの紹介です♪

エポキシシールドを使用したガレージ・コンクリート床DIY塗装で失敗しないため(短縮版)動画

ガレージDIY塗装施工例をまとめた記事はこちら

【その1】プライマーは絶対に使用しましょう

私は時々ですが、工務店さんやハウスメーカーさんのお手伝いで新築のガレージ床塗装をアドバイスしに行くことがあります。
そういう現場にはプロの塗装職人さんもいるのですが、プライマー処理をおざなりに行う方も見かけます。

しんじ
しんじ

プロの塗装職人さんと言っても、それぞれ得意分野があるのでプロでもエポキシシールド(二液性エポキシ塗料)を塗装した経験の無い方は多いです。

新築&未塗装のコンクリート床は吸い込みが激しい場合が多く、プライマーを塗らずに塗装したり、プライマー塗布をおざなりにして塗装開始すると、塗料の吸い込みが起こり(塗料の樹脂分も一緒に吸い込んでしまいます)、仕上がりにムラが出たり・無駄に塗料を多く使用しなければいけなくなります。

エポキシシールドは「艶あり」の仕上がりになりますが、既に塗装した現場に行ってみると「全体的に艶が無く、ちょっと「艶あり」の個所と「艶消し」の個所がまだらになっている。」状態の時もありました。

樹脂分をより多く吸い込んでしまった箇所は艶消しになってしまうだけでなく、塗膜強度も本来の塗膜より劣ってしまいます。

基本は、「新築の未塗装コンクリート床」も「塗装済みのコンクリート床の再塗装」の場合もプライマー・ロックダウンをしっかりと塗布してから塗装開始する事をおすすめします。
ロックダウンは、ラストオリウム社独自の技術(ナノテクノロジーを活かしたクロスリンク技術)で塗装済み・未塗装どちらのコンクリートフロアに対しても上塗り塗料の密着性を大幅に向上させる事のできるプライマーです。
プライマー「ロックダウン」

【その2】ひび割れや穴の補修はエポキシ補修材を使用する

古いコンクリート床に塗装する場合は、ひび割れ・クラック穴・欠けを補修してから塗装したい場合も多いと思います。

その際には、必ずエポキシ系のコンクリート用補修材を使用してください。

モルタル系・セメント系のコンクリート用補修材は硬化後も1か月程度「強アルカリ性」である場合が多く、その上から塗装すると「塗膜剥離」の原因となります。
モルタル系・セメント系のコンクリート用補修材は「追従性」「密着性」が劣る事があり、その上から塗装しても補修箇所と一緒に塗膜が剥離してしまったり、再度ひび割れが発生する原因となります。

エポキシ系のコンクリート用補修材は「追従性」「密着性」に優れ、硬化後は上から塗装しても大丈夫です。

「コンクリート床補修キットMINI100」パテ(20g×5セット)と補修に必要な道具・材料の13点セット

【その3】一度に厚塗りしない

新設の未塗装コンクリートは多孔質で内部に残っている空気や湿気が排出され続けます。
その上から厚膜で塗装してしまうと内部の空気や湿気が排出される前に塗膜が硬化し、それが気泡となってそのまま硬化すると塗膜表面がブツブツ・ザラザラした状態になってしまう時があります。

塗装は一度に厚く塗らずに、厚膜にしたい時は二度塗りするようにしてください。

また、内部から湿気が抜けきらない場合は内部から湿気が染み出してくるのを防いでくれる専用シーラーを塗布するようにしてください。

【コンクリート内部からの湿気をストップ】ラストオリウム「モイスチャーストップシーラー」

DIY塗装初心者には一液水性塗料がおすすめ

塗装に不慣れな方には一液水性アクリリックエポキシ樹脂塗料のコンクリート床用塗料をお薦めしておりますので、下記「コンクリート床のDIY初心者の方へ」をご覧ください。

コンクリート床のDIY塗装初心者の方へ

一液水性アクリリックエポキシ樹脂塗料がおすすめ♪
【おすすめする理由】は下記3つの理由の▶をクリックして確認してください。
【こんな事もできます】も▶をクリックしてDIY塗装での工夫を確認してください。

【おすすめする3つの理由】

(1)失敗してもやり直しができる!

DIYでガレージ床や駐車場床を塗装した際の失敗の多くは「下地処理が十分でないため塗装後にクルマやバイクのタイヤが乗る部分だけ塗膜が剥がれる。」です。
一液水性アクリリックエポキシ樹脂塗料を使用すれば、もし失敗してもその部分だけ下地処理やり直して再塗装する事が可能です♪
エポキシシール・コンクリートフロアペイント」、「エポキシシール・クリアシール」は余った塗料を密閉し直せば保管できるので、将来的に剥がれた部分だけの補修にも使用できます。
コンクリート床塗装前の下地処理方法については下記の記事をご覧ください。
【駐車場・ガレージ床塗装】こんなコンクリート床に塗装しないように

(2)エポキシ塗料と同等の耐久性&直射日光の当たる場所にも使用OK!

ラストオリウム社独自の技術であるアクリリックエポキシ樹脂は一般的なエポキシ塗料と違い直射日光が当たっても黄変しません。
エポキシシール・コンクリートフロアペイント」、「エポキシシール・クリアシール」は安心して屋外の駐車場床や開口部が広くて直射日光がよく当たるガレージの床にも使用できます。
コンクリート床用塗料として人気のメーカー・塗料の比較表も用意しておりますので、ご検討中の方は下記の記事をご覧ください。
【コンクリート床塗装】各メーカーのコンクリート床用塗料を比較

(3)焦らずにゆっくりと簡単に塗装できる!

エポキシシールドなどの二液塗料は主剤と硬化剤を混ぜてから塗装しますが徐々に硬化していくのでポットライフ(二液を混ぜてから塗装できるまでの時間)が設定されており、その範囲内で塗装を完了する必要があります。
エポキシシールドを例にとると25℃の条件下で1時間以内に塗装を完了させる必要があります(もっと暑いとさらに短くなります)。
その点、一液水性アクリリックエポキシ樹脂塗料は塗料内部の水分が揮発するまでは塗装できますので、数時間かけて慎重に塗装する事ができます。
塗装に不慣れな方や広い面積を塗装したい方には特におすすめです。

【こんな事もできます♪】

工夫すれば低予算でもお洒落&頑丈なコンクリート床塗装できます

耐久性の低いコンクリート床用塗料(ホームセンターで売られているアクリル樹脂やウレタン樹脂塗料)でも「エポキシシール・クリアシール」を上塗りすればエポキシ樹脂塗料と同等の耐摩耗性と耐衝撃性を塗膜に付与できます。
また塗装時に「デコレイティブチップス」で装飾すれば簡単にお洒落な床に塗装できます。
下記の記事はホームセンターで販売されているアサヒペンの「水性強力コンクリート 床用塗料」にデコレイティブチップスで装飾塗装したものです。

素っ気ないコンクリート床の駐車場が簡単におしゃれ床に出来る満足度高めのDIY – makit(メキット)by DIY FACTORY

※ホームセンターで販売されているアサヒペンの「水性強力コンクリート 床用塗料」はアクリル樹脂塗料でクルマやバイクなど重量物が入るガレージや駐車場床には不向きですが、エポキシシール・クリアシールを上塗りする事で大幅に耐久性を向上させ車やバイクの乗り入れが可能になります。

コンクリート床塗装に初めてチャレンジする方には、この方法をおすすめします!
下記のDIYチャレンジ動画もご覧ください♪

エポキシシールドに関するお問い合わせ

大事なガレージハウスのコンクリート床をきれいに頑丈に塗装するためにも、
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

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