目次
コンクリート床のクリア塗装のDIYご検討中の方におすすめのやり方を難易度や目的別に3つ紹介します。
1【初心者向け】アクリルエポキシ樹脂クリア塗料を使用 おすすめ度☆☆☆☆
使用材料『エポキシシール・クリアシール』
下地処理をしっかりと行う必要があるが、耐久性は抜群のクリア塗装方法。耐摩耗性・耐衝撃性・耐薬品性・耐塩害性など多くの耐久性能を付与できるので、耐久性を重視する方には一番おすすめの方法です。
2【超初心者向け】浸透性シリコン樹脂を使用 おすすめ度☆☆☆☆☆
使用材料『MS511浸透性シリコンコーティング』
誰でも失敗せずに簡単にでき、長期間『防水』『防汚』効果を発揮する方法。
難易度と効果のバランスが最も優れており、コスパにも優れているのでDIYで塗装やコーティングをほとんど行ったことが無い方には一番おすすめの方法です。
3【超初心者向け】ケイ酸塩水溶液を使用 おすすめ度☆☆☆
使用材料『ガレージ&ウォール』
誰でも失敗せずに簡単にでき、数年間『防水』『防汚』効果を発揮する方法。
ケイ酸塩水溶液の働きでコンクリートを硬質化して耐久性を向上させます。
上記のように3つのコンクリート床のクリア塗装方法がありますので、それぞれ詳しく説明します。
【初心者向け】アクリルエポキシ樹脂クリア塗料を使用 おすすめ度☆☆☆☆
『エポキシシール・クリアシール』は、アクリル樹脂とエポキシ樹脂の特性を組み合わせたクリア塗料です。
以下の点が特徴です。
特性: アクリル樹脂は透明性が高く、耐候性に優れています。一方、エポキシ樹脂は強度が高く、耐薬品性に優れています。
用途: アクリルエポキシ樹脂は、コーティング、接着剤、複合材料など、さまざまな用途に使用されます。また、他の樹脂との相溶化剤としても利用されます。
利点: 両者の特性を活かすことで、耐久性や美観を兼ね備えた製品が作成可能です。
アクリルエポキシ樹脂塗料である『エポキシシール・コンクリートフロアペイント』『エポキシシール・クリアシール』の耐用年数は10年以上ありますが、クルマやバイクを1日に1回程度入出庫するガレージや駐車場の場合、タイヤが乗っている個所やタイヤが通る場所は摩耗していくため約3-4年程度で素地が見え始めてきます。
但し、一液水性のアクリルエポキシ樹脂塗料ですので、余った塗料を密閉して保管しておくことで摩耗したり剝離した部分の補修用塗料として再利用する事ができるのも利点です。
下記の写真は左から
『未塗装のコンクリート床』
『エポキシシール・コンクリートフロアペイントとデコレイティブチップス(半艶消し)』
『上塗りとしてクリアシールを塗布(艶あり)』です。
クリアシールは、未塗装コンクリート床に直接塗装する事も出き、塗装済みのコンクリート床の耐久性を向上させ、艶を上げる目的でも使用できます。



【超初心者向け】浸透性シリコン樹脂を使用 おすすめ度☆☆☆☆☆
『MS511浸透性シリコンコーティング』の主成分である浸透性シリコン樹脂は、表面に膜を形成するのではなく、素材の内部に浸透して保護層を形成します。これにより、長期間にわたって効果が持続します。
細孔のある未塗装コンクリート、タイル床、タイル目地、大理石(天然・人造)、御影石などに、防汚効果と撥水・撥油硬化を発揮します。
防汚・防水効果: タイルや目地に浸透することで、汚れや水分の侵入を防ぎ、カビや水垢の発生を抑えます。特に水回りや汚れやすい場所に適しています。
耐久性: 通常の表面コーティングと異なり、浸透性コーティングは内部から保護するため、剥がれにくく、耐久性が高いのが利点です。
用途
石材やタイル、御影石や大理石などの石材に塗布することで、汚れや雨水の浸透を防ぎます。
コンクリートに塗布することで、内部に深く浸透し、防水・防汚の層を形成します。
また劣化した住宅コンクリートを保護し、遮水効果や防藻機能を持たせることができます。
コンクリートやモルタル、タイル目地など無機質で小さな孔を持つ建造物に塗布することにより、内部に深く浸透します。防水・防汚層は連続した塗膜ではないため、水は通さず空気は通すという利点があります。また、塗ったあとの外観は塗布する前とほとんど変わりません。
※吸い込みの激しいコンクリート床の場合は多少濡れ色に仕上がる場合もあります。
コンクリートの持つ表情をそのまま活かした打放し面のコーティングに適しています。
使用状況によって異なりますが、対抗促進試験では、表面の撥水性は摩耗により徐々に消失してしまいますが、防水・防汚層によって基材内部への水や汚れの浸入は防いでおり、この効果は10年以上期待できます。
【超初心者向け】ケイ酸塩水溶液を使用 おすすめ度☆☆☆
『ガレージ&ウォール』の主成分であるケイ酸塩水溶液(二酸化ケイ素。シリカとも呼ばれます)がコンクリートのカルシウム成分と結合して、硬質ケイ酸カルシウム(建材として使用されるケイカル板と同様の成分)の層を生成します。
硬質ケイ酸カルシウム層は、耐火性に優れており、完全防水・撥水はしませんが防水・撥水機能が未塗装のコンクリート素地と比較して向上します。
約4年間効果が持続します。
【まとめ】コンクリート床のクリア塗装DIYおすすめ方法
ホームボディでは、今回紹介した全3商品と関連する道具や材料全てを取り扱っておりますが、基本的におすすめするクリア塗料とクリア塗装方法は下記のとおりです。
ご検討中の方は、下記を参考にしてください。
※ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
DIY初心者向け
『一液水性のアクリルエポキシ樹脂塗料』で
コンクリート床のDIYクリア塗装
おすすめする理由:
- アクリル樹脂とエポキシ樹脂の特性を組み合わせた塗料
優れた耐候性に強度(耐衝撃性、耐摩耗性、耐薬品性、耐水性、耐塩害性)を兼ね備えている。 - 失敗してもやり直しできる
失敗してもその部分だけを塗装できたり、余った塗料で将来的に摩耗や、剥がれた部分だけを補修したりできます。 - 焦らずゆっくり作業できる
二液エポキシ樹脂塗料は1時間以内に塗装を完了する必要がありますが(余った塗料も再利用できません)、一液アクリルエポキシ樹脂塗料はゆっくりと塗装作業できます。
DIY超初心者向け
『透明クリア浸透性樹脂』で
コンクリート床のDIYクリアコーティング
おすすめする理由:
- コンクリート床内部に浸透していくのでムラの心配なし
表面に塗膜を造らずに下地に深く浸透するため、表面に塗膜を作る一般的な塗料と比べて、塗膜の膨れや剥がれといった施工不良のリスクがありません。 - 防水・防汚・吸水防止効果
コンクリート内部に浸透し、細かな孔やヘアクラックを埋めることで強力な防水・防汚効果を発揮します。コンクリートの劣化も防ぎ、寿命を延ばします。 - タイル目地や大理石にも使用できる
コンクリート素地への塗布はもちろん、タイル目地や大理石などのコーティングもできますので、玄関回りのほとんどの素材をコーティングできます。
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