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オーク材、杉(パイン)材、ウォールナット材の突板・挽板を使用した無垢フローリング床材は「最も補修が難しい」材料の一つです。
補修が困難な理由の一つが「方向変色」です。
方向変色とは、見る角度によって違う色に見える現象で、無垢フローリング床材の場合木材の繊維が照明や日光の光を乱反射させる事で起こります。
そのため、一方向で補修を行い色を合わせて補修した場合も違う角度から見ると補修箇所が濃く見えたり、薄く見えたりします。
このような現象が起こる無垢フローリング床材の方向変色対策を補修に組み込んだ補修方法を紹介します。
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【補修方法】無垢フローリング床材の補修はなぜ難しいのか
フローリングに限らず無垢材は、天然の木材を活かして製造されています。
天然の木材は木の繊維が密集して並んで形作られていますが、その木繊維の並んでいる方向は常に一定方向ではなく真っすぐだったり斜めだったり、高密度だったり比較的低密度だったりします。
これにより、日光や照明が当たった際に乱反射が起こり、無垢フローリング床材の同じ個所でも見る角度や照明の当たり方により違う色のフローリングに見えます。
これを方向変色と呼び、無垢フローリング床材の補修はプロの補修屋さんをも悩ませる難易度の高い補修対象の一つです。
無垢フローリング床材を補修する場合、一定方向で見ながら完璧に色を合わせて補修したとしても、少し角度を変えて見てみると全く違った色に見えてしまい補修箇所が目立ってしまうケースが発生します。
よって、無垢フローリング床材を補修する場合には、補修箇所も人為的に光の乱反射が起こる着色・仕上げを施してどの角度から見ても目立たなくする工夫が必要です。
【補修方法】無垢フローリング床材のおすすめの補修方法
無垢フローリング床材の中でも特に難易度の高い「ナチュラル色(薄い色)」の補修を行った動画をご覧ください。
※約20分程度の長い動画ですが、全工程をほぼノーカットでご覧いただけます。
※「有機溶剤ゼロ&臭いゼロ」で補修していますので、入居済みの住宅や営業中の施設での補修にも安心・安全にできる補修方法です。
各工程別に使用した補修材料・補修道具、あると便利な補修材料・補修道具は下記のとおりです。
※キャラフシリーズ補修材とモホーク補修材だけで一連の流れを「有機溶剤ゼロ&臭いゼロ」で補修できます。
充填:
◆キャラフ・UV硬化パテ
◆Mohawkウッドカラーエポキシパテ
着色・木目描き:
◆キャラフ・カラーパウダー
◆キャラフ・金パールパウダー
◆Mohawkブレンダルスティック
艶調整・仕上げ:
◆キャラフ・ウォーターベースリキッド
◆Mohawkフィニッシュアップ・ポリウレタン
補修道具:
◆補修用UVライト
◆補修用筆15本セット
◆補修用エアブラシ
【補修方法】無垢フローリング床材の補修に関するお問い合わせ
株式会社ホームボディは、米国モホーク社・ラストオリウム社の日本国正規代理店として、木質建材・家具・弦楽器用補修材料・補修道具はもちろん、陶器・タイル・コンクリート用補修材などもラインナップしております。
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また、「有機溶剤ゼロ&臭いゼロ」の家具やフローリング補修技術を学べるリペア講習会は株式会社M&Iさんで開催しております。
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