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皆さんホームセンターに行くと「接着・補修コーナー」と書かれた棚を見かけると思います。
ホームセンターの規模により違いますが、「接着・補修コーナー」の棚をのぞくと、様々な種類の補修材が置いてあり、その内のかなりの割合がフローリング補修材で占められていると思います。
たくさんあり過ぎて、どれを買ってよいのか悩んでしまいますよね。
この光景にも、「日本のDIYリペア市場(自分でフローリングなどの傷を直すDIY補修)」の特異性が見られます。
【リペア業界の話】日本のホームセンターと海外のホームセンターの「接着・補修材」
私は仕事柄、海外に行くと必ずその国のホームセンターを視察しに行きます。
今まで、アメリカ・ドイツ・フランス・オランダ・イギリス・デンマークなどの欧米のホームセンター、韓国・中国・タイ・フィリピンなどアジアのホームセンター、併せて10か国のホームセンターに行きました♪
補修材の本場アメリカやドイツだとホームセンターにもずらっと補修材が並んでいるんだろうなと覗いてみると、大きめの規模のホームセンターでも「補修材コーナー」さえ無い状態です。
ほとんどの国が付随商品として販売している感じです。「塗料コーナーの脇にパテや充填補修材」「床材コーナーや木材コーナーの横にハードワックス系補修材」みたいな感じで、全部合わせても日本のホームセンターの補修コーナー棚一つ分もないような感じのところが多かったです。
唯一、2019年に(コロナ感染拡大してからは海外行ってません。)韓国のホームセンターに行った際には日本と同じような「補修コーナー」があり、日本のメーカーのパテなども置いてありました♪
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【リペア業界の話③】日本で売れているDIY補修材の特長
日本で売れている(棚面積を大きく取っている商品)DIY補修材の特長としては、「簡単に傷を目立たなくできる」事を訴求した商品で、日本のリペア業界の需要を反映して「家具用補修材」よりもフローリングや壁紙・クロスの補修を目的とした「住宅用補修材」の方が割合として多く、
◆クレヨンタイプ補修材
◆補修ペンタイプ補修材
この2つのカテゴリーに入る商品が多いです。
ホームセンターで販売されているDIY補修材は、パッケージのサイズの問題もありますが、
「補修できる素材」と「補修できない素材」の説明、補修の耐久性などはほとんど記載されていないので、注意が必要です。
補修ペンは染料系の商品がほとんどですが、染料系の補修ペンは「基材がMDFなど吸い込みの激しい素材には使用できない事」「白系の家具やフローリングは補修できない事」は覚えておきましょう。
次回は「リペア業界の話」シリーズの最後です。
【リペア業界の話④】これからの日本のリペア市場(フローリング・家具補修)-補修する目的に合わせた補修方法の確立について話していきます。
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【リペア業界の話③】補修材に関するお問い合わせはお気軽にご相談ください。
補修材専門ショップとしても、プロの補修屋さんも使用する豊富な補修材料(補修道具、充填材、着色剤、下塗り塗料、上塗り塗料)を取り扱っております。
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ホームボディはアメリカ・モホーク社製品を中心に補修屋さんからDIY用まで幅広く対応しています。
※世界的にも補修材・補修剤先進国はアメリカとドイツです。
※「補修材専門店・専門ショップ・補修道具通販」として補修キットプロ用、補修材パテなど木部・陶器・タイル・コンクリートの補修に対応しています。
※木質系家具・フローリングに合わせた「メロー(柔らかい)」な色合いの補修材料をラインナップしています。