目次
ラストオリウムの主要なコンクリート床用塗料3種の耐久性、特に防塵・防水性能に焦点を当てて説明します。

コンクリート床用防塵塗料・防水塗料には、
「コンクリート素地から発生する粉塵の防止」
「コンクリート床面の塵や埃の掃除のしやすさ」
この2つの機能の高さが重要です。



【防塵・防水】コンクリート床に発生する粉塵の正体3つ
コンクリート床に発生する「粉塵」は主に3つあります。
①コンクリートの摩耗により発生する粉塵
歩行、車両の走行、キャスター付き台車の走行などにより摩耗したコンクリート成分が粉塵となります。
②コンクリートの「白華(エフロ)」により発生する白い粉
コンクリート・モルタル・セメントに含まれる水酸化カルシウムが水に溶け出し、コンクリート床表面に浮き出し、粉状になったものです。
③コンクリート床表面に堆積・付着した塵や埃
日常的な作業、屋外からの流入などにより塵や埃が堆積したものです。未塗装のコンクリート床の場合は細孔に入り込むことで除去・洗浄しづらくなります。

①と②を防ぐためにはコンクリート素地をしっかりとカバーする塗膜の「耐摩耗性」「防水性」が重要で、③の掃除を容易にするためにも防塵塗料の塗膜が長期間維持できる事が必要です。
【防水・防塵】ラストオリウム・コンクリート床用塗料3種の「耐摩耗性」
ラストオリウムの「ロックソリッド・ガレージフロアコーティングキット」「エポキシシールド・ガレージフロアコーティングキット」「エポキシシール・コンクリートフロアペイント」3種のASTM規格を基にした試験データによる耐摩耗性能は以下の通りです。
商品選択の参考にされてください。
※ASTM規格とは、世界最大規模の標準化団体であるASTM International(米国試験材料協会)が策定・発行する規格です。約12,000種類以上の規格が発行されており、その策定には世界各国から30,000 人以上のメンバーが参加しています。ASTM規格は任意規格でありながら、世界各国で法規制などの基準とされるなど、国際的に広く通用しています。
※ASTM規格は、日本独自の規格であるJIS規格とも整合性があり、比較対象が容易です。
ラストオリウム「ロックソリッド・ガレージフロアコーティングキット」
耐摩耗性(ASTM 4060):1000gの圧力をかけた研磨剤で1000回転研磨後の塗膜消失40㎎
日本での防塵塗料として多く普及している「ボウジンテックス」のJIS規格試験データと比較して約2倍の耐摩耗性能があります。
※ボウジンテックスの耐摩耗性:ASTMと同等の試験で塗膜消失85±5㎎
ラストオリウム「エポキシシールド・ガレージフロアコーティングキット」
耐摩耗性(ASTM 4060):1000gの圧力をかけた研磨剤で1000回転研磨後の塗膜消失160㎎
日本での防塵塗料として多く普及している「ボウジンテックス」と比較すると約1/2の耐摩耗性能があります。
ラストオリウム「エポキシシール・コンクリートフロアペイント」
耐摩耗性(ASTM 4060):1000gの圧力をかけた研磨剤で1000回転研磨後の塗膜消失400㎎
日本での防塵塗料として多く普及している「ボウジンテックス」のJIS規格試験データと比較すると劣りますが、車両を乗り入れするコンクリート床用塗料として合格の数値範囲内です。

ラストオリウム3商品の耐摩耗性能には差がありますが、要求される耐久性・想定される使用状況・予算などを鑑みて、どの塗料を使用するか判断してください。
【防塵・防水】防塵塗料の密着性能も重要です。
せっかく「耐摩耗性」に優れた塗料を塗装しても、密着不良で塗膜剥離を起こしてしまっては本末転倒です。
塗料の密着を最大限に向上させるプライマー「ロックダウン」の下塗りを推奨しています。


プライマー「ロックダウン」はコンクリート床用防塵塗料の密着を向上するだけでなく、
コンクリート素地から発生する白華(エフロ)や骨材を内部に閉じ込め、表面への浮き出しを抑制する効果もあります。
ラストオリウムのプライマー「ロックダウン」は、ラストオリウム独自のナノテクノロジー技術を活かした商品で、コンクリート素地内部にしっかりと浸透してコンクリート床全体に効果を発揮します。
【防塵・防水】防塵塗装についてのお問い合わせはお気軽に
ラストオリウムのコンクリート床用塗料とプライマー「ロックダウン」の併用で、コンクリート床に最大限の「防塵効果」「防水効果」を付与する事ができます。
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