【DIY】コンクリート床塗装おすすめ下地処理方法

コンクリート床塗装 下地処理方法 ペイント・塗装
コンクリート床塗装 下地処理方法

ガレージハウスや駐車場のコンクリート床を自分で塗装しようと検討中の方におすすめの下地処理方法を紹介します。

コンクリート床の塗装方法は、下地処理さえしっかりと行えば、塗装自体は誰でもDIYできるほど簡単です。

しっかりとコンクリート床塗装前の下地処理方法をこの記事で学びましょう♪

できるだけコスパ良く
できるだけ簡単に
できるだけ良い仕上がりに

上記3つの条件を満たして、コンクリート床DIY塗装初心者の方も「自分でチャレンジしよう!」と思って頂ける方法をお伝えします♪

私も自分で駐車場のコンクリート床を塗装したり、DIY初心者の方のガレージ床塗装を監修・協力したり、工務店さんや塗装屋さんのガレージ床塗装に協力したりと豊富なコンクリート床塗装経験から
「塗装は誰でも簡単にできる(下地処理さえちゃんと行えば)」
を実感しておりますので、是非この記事を参考にコンクリート床塗装にチャレンジしてください♪

屋内コンクリート床塗装に関する過去動画はこちら
屋外コンクリート床塗装に関する動画はこちら

塗装初心者の方は、まずは下記の記事をお読みください。

コンクリート床のDIY塗装初心者の方へ

【おすすめする3つの理由】

(1)失敗してもやり直しができる!

DIYでガレージ床や駐車場床を塗装した際の失敗の多くは「下地処理が十分でないため塗装後にクルマやバイクのタイヤが乗る部分だけ塗膜が剥がれる。」です。
一液水性アクリリックエポキシ樹脂塗料を使用すれば、もし失敗してもその部分だけ下地処理やり直して再塗装する事が可能です♪
エポキシシール・コンクリートフロアペイント」、「エポキシシール・クリアシール」は余った塗料を密閉し直せば保管できるので、将来的に剥がれた部分だけの補修にも使用できます。
コンクリート床塗装前の下地処理方法については下記の記事をご覧ください。
【駐車場・ガレージ床塗装】こんなコンクリート床に塗装しないように

(2)エポキシ塗料と同等の耐久性&直射日光の当たる場所にも使用OK!

ラストオリウム社独自の技術であるアクリリックエポキシ樹脂は一般的なエポキシ塗料と違い直射日光が当たっても黄変しません。
エポキシシール・コンクリートフロアペイント」、「エポキシシール・クリアシール」は安心して屋外の駐車場床や開口部が広くて直射日光がよく当たるガレージの床にも使用できます。
コンクリート床用塗料として人気のメーカー・塗料の比較表も用意しておりますので、ご検討中の方は下記の記事をご覧ください。
【コンクリート床塗装】各メーカーのコンクリート床用塗料を比較

(3)焦らずにゆっくりと簡単に塗装できる!

エポキシシールドなどの二液塗料は主剤と硬化剤を混ぜてから塗装しますが徐々に硬化していくのでポットライフ(二液を混ぜてから塗装できるまでの時間)が設定されており、その範囲内で塗装を完了する必要があります。
エポキシシールドを例にとると25℃の条件下で1時間以内に塗装を完了させる必要があります(もっと暑いとさらに短くなります)。
その点、一液水性アクリリックエポキシ樹脂塗料は塗料内部の水分が揮発するまでは塗装できますので、数時間かけて慎重に塗装する事ができます。
塗装に不慣れな方や広い面積を塗装したい方には特におすすめです。

【こんな事もできます♪】

工夫すれば低予算でもお洒落&頑丈なコンクリート床塗装できます

耐久性の低いコンクリート床用塗料(ホームセンターで売られているアクリル樹脂やウレタン樹脂塗料)でも「エポキシシール・クリアシール」を上塗りすればエポキシ樹脂塗料と同等の耐摩耗性と耐衝撃性を塗膜に付与できます。
また塗装時に「デコレイティブチップス」で装飾すれば簡単にお洒落な床に塗装できます。
下記の記事はホームセンターで販売されているアサヒペンの「水性強力コンクリート 床用塗料」にデコレイティブチップスで装飾塗装したものです。

素っ気ないコンクリート床の駐車場が簡単におしゃれ床に出来る満足度高めのDIY – makit(メキット)by DIY FACTORY

※ホームセンターで販売されているアサヒペンの「水性強力コンクリート 床用塗料」はアクリル樹脂塗料でクルマやバイクなど重量物が入るガレージや駐車場床には不向きですが、エポキシシール・クリアシールを上塗りする事で大幅に耐久性を向上させ車やバイクの乗り入れが可能になります。

コンクリート床塗装に初めてチャレンジする方には、この方法をおすすめします!
下記のDIYチャレンジ動画もご覧ください♪

コンクリート床用塗料と下地処理に必要な材料関連商品ページはこちら

コンクリート床DIY塗装の下地処理 その1「コンクリート床の研磨」

先ず最初に行うべき事は、コンクリート床の状態チェックと状態に合わせたコンクリート床の研磨作業です。

新設のコンクリート床の場合、打設から1ヵ月経過したら塗装が可能になりますが、その際に比重の軽い成分だけ表面に浮き出て乾燥した脆い層(レイタンス層)が表面に残っている場合があります。

既設のコンクリート床の場合も、塗装済みのコンクリート床の場合塗膜が劣化していたり密着していない状態になっていたりする場合があります。

ちなみに、レイタンス層がどのくらい脆いのかを動画でもあげています(動画開始~0分50秒)。

コンクリート床塗装時の下地処理「レイタンス層チェック」

上記の動画にあるような脆い層がある状態でそのまま塗装しても脆い層の上に塗膜が乗っかる感じですので、塗装してもすぐに塗膜剥離などのトラブルになるので、硬い層まで研磨する必要があります。

小さな面積(クルマ1台分くらいの10-15㎡くらいの面積):
#60-80のサンドペーパーや研磨パッドを使用して手作業で研磨しても1時間くらいで何とかレイタンス層除去が完了できます。

中くらいの面積(一般的なガレージハウス40㎡くらいの面積):
さすがに手作業で行うと凄く疲れます。4-5人家族で総出で行えば何とかなるかもしれませんが。基本的にサンダーに#60-80のサンドペーパーを装着して研磨作業すれば1時間弱でレイタンス層除去完了できます。

DIYをやらない方で工具を持っていなければ、ホームセンターで工具レンタルもやっており、サンダーも1日500円~1,000円でレンタル可能、サンドペーパーは購入が必要ですが20-30枚入りでも1,000円くらいで購入できるので工具レンタル代+サンドペーパー代を合わせても2,000円いかない感じです。

下記参考にして下さい。

ホームセンター・カインズの工具レンタルサイト
CAINZ Reserve カインズ予約総合サイト
※お店であればスタッフに、もしくはサイトに問合せしながら選択するのがおすすめです。
※カインズだけでなく、ほとんどのホームセンターさんがレンタルサービスは行っているので、皆さんの近隣にもレンタルできるホームセンターはあるはずです。

大きな面積(大型ガレージハウスや工場・倉庫など100㎡くらいの面積):
さすがにサンダーを使用しても疲れます。一般的なサンダーで床研磨する場合は屈んだり・膝をついての作業なので長時間やると腰が痛くなったり・膝が痛くなったりします。
そのような場合はコンクリートを打設した左官屋さんや外構屋さんに「コンクリート床打設から1か月したら塗装するのでその際にレイタンス層除去してくれますか」と依頼してプロ用のポリッシャー(クリーニング業者さんもだいたい持っています)を使用して作業してもらうと効率的です。

別途違う業者に依頼するよりも、多少お安くやってもらえる可能性もあります。

とにかく、塗装前に「コンクリート床の状態チェック」と「状態に合わせた研磨作業」を行うことは一番重要だと言っても過言ではありませんので、必ず行ってください。

コンクリート床DIY塗装の下地処理 その2「コンクリート床の補修」

コンクリート床に「ひび割れ・クラック」や「欠け・穴」がある場合も、補修してから塗装するようにしてください。

◆ひび割れ・クラック・欠け・穴がある場所を補修せずにそのまま塗装すると周囲から塗膜が剥がれたりする可能性が高くなります。
◆ホームセンターなどで安価で売られているアクリル樹脂系のコンクリート床補修用パテは耐久性が低いので上から塗装する場合は使用しないようにしてください。
◆モルタル系の補修材は、補修から1か月間は塗装できないのでご注意ください。

上記のような注意点があるので、基本はエポキシ系のコンクリート床補修用パテのご使用をおすすめしています。
コンクリート床補修キットmini ECO100は、
「基本コンクリート床そのものよりも高い耐久性」
「補修した翌日には塗装可能」
と上記の注意点をクリアした補修材です。

他にも傷の大きさや深さに合わせた最適な補修材や補修方法がありますので、
お気軽にお問い合わせください。

コンクリート床DIY塗装の下地処理 その3「洗浄・粗し・中和」

新設のコンクリート床の場合は塗装前にコンクリート床を
①洗浄(汚れやごみを除去)
②粗し(コンクリート床表面を粗して塗料が密着しやすくする)
③中和(新設のコンクリート床は強アルカリ性のため中和させて塗料が密着しやすくする)

する必要があります。

クリーン&エッチングを使用する事で、上記3点を同時に行うことができます。
エポキシシールド・ガレージフロアコーティングキットにはクリーン&エッチングは同梱されています。

コンクリート床の下地処理「洗浄・中和・粗し」を同時に行う

頑固な汚れ(油・オイルなどの汚れが染みこんでいる場合)がある場合は、
ヘビーデューティーディグリーサーも使用して汚れ落とし掃除をしてください。

コンクリート床DIY塗装の下地処理 その4【おまけ】「コンクリート床の装飾」

コンクリート床用塗料は様々なメーカーから販売されています。

近くのホームセンターに行って少し見るだけでもアサヒペン、ニッペホームプロダクツ、ロックペイント、アトムハウスペイントなど多くのメーカーからコンクリート床用塗料が販売されています。

そして、皆さんもガレージや駐車場床の塗装時に既に使用するコンクリート床用塗料が決まっている場合もあると思います。

そんな時は、使用するコンクリート床用塗料にデコレイティブチップスを併用するだけで単色の素っ気ない感じの塗装がお洒落な感じに装飾できます。

また、お洒落に装飾できるだけでなく、併用する事で滑り止め効果も発揮するのでコンクリート床に滑り止め効果を付与したい方にもおすすめです♪

どんなコンクリート床用塗料にもおすすめの装飾用チップス

コンクリート床DIY塗装の下地処理 「お問い合わせ」

ガレージ、駐車場、土間などのコンクリート床DIY塗装を検討中の方はお気軽にお問い合わせください。

弊社では取扱のコンクリート床用塗料を使用して、ガレージハウスや駐車場のコンクリート床DIY塗装の監修や工務店さんのコンクリート床塗装現場の協力なども行っていますので、その経験も基にお客さまのご要望に合わせたアドバイスや提案を行うこともできます♪

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