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「エポキシシール・クリアシール」はラストオリウム社独自の水性一液型アクリリックエポキシ樹脂塗料で屋内はもちろん屋外のコンクリート床にも使用できる特徴を備えています。
未塗装コンクリート床にも塗装済みコンクリート床にも塗装でき、艶有りのクリア塗膜を形成します。
※未塗装コンクリート床の場合は内部に浸透しながらコンクリート素地を強化した上で塗膜を形成します。
※乾燥・硬化前のエポキシシール・クリアシールは乳白色ですが、乾燥・硬化後は透明クリアの艶有りの塗膜を形成します。
エポキシシール・クリアシールの特長
エポキシシール・クリアシールは下記のような優れた特長を持ち、様々な場所のコンクリート床のクリア塗装に適しています。
エポキシシール・コンクリートフロアペイントの上塗りに使用する事で更に耐久性を向上させた強靭な塗膜を形成しますので、併用もお薦めしております。
・エポキシ塗料と同等の耐摩耗性・耐衝撃性を誇りながら、エポキシ樹脂塗料の欠点である「紫外線で黄変する」を解消しているため、屋外の駐車場や直射日光の当たる開口部の広い屋内ガレージ床にも安心して使用できます。
・優れた耐候性・耐油性・耐薬品性・耐摩耗性・耐衝撃性を備えているので、車やバイクを乗り入れるコンクリート床にもおすすめです。
※耐溶剤性は低いのでシンナーなどをこぼすと塗膜は侵され、艶が落ちるなどの影響があります。
・優れた耐水性・耐塩害性・耐塩素性を備えているので、海の近くやプールデッキのコンクリート床塗装にもおすすめです。
・未塗装のコンクリート床にそのまま塗装する事もできますので、打ちっ放しコンクリート床の風合いを活かしたい方にもおすすめです。
未塗装コンクリート床の風合いを活かしながら、耐候性・耐油性・耐薬品性・耐摩耗性・耐衝撃性・耐水性・耐塩害性・耐塩素性を向上させます。
・塗装済みのコンクリート床に上塗りもできますので、エポキシシール・コンクリートフロアペイントなどで塗装したコンクリート床の耐久性をより向上させたい場合や、艶を上げたい場合にもおすすめです。
・コンクリート床のクラック・ひび割れや穴・欠けを長期間防ぎます。
・車やバイクのタイヤ跡が付着しても簡単に除去できます。
エポキシシールの製品情報
【主成分】
酸化チタン、エポキシ樹脂、アクリル樹脂 (水性)
【使用できる素材】
コンクリート、石積み、レンガ
【使用推奨場所】
駐車場、ガレージ、玄関まわり、ポーチ・バルコニー、プールデッキ、地下室などのコンクリートフロアや石積み床
【使用量(1缶あたりの塗布可能面積)】
3784mlあたり25㎡-40㎡塗布可能
*フロア表面の平滑度合い、吸い込み度合いによる
【乾燥時間/硬化時間(気温・室温25℃/湿度50%の条件下)】
指触乾燥時間 :約2時間後
歩行可能時間 :約24時間後
重歩行可能時間 :約72時間後
車両乗入可能時間:約5日後
コンクリート床の防塵塗装・防水塗装を検討されている方は、ラストオリウムのコンクリート床用塗料とプライマー「ロックダウン」の併用で、コンクリート床に最大限の「防塵効果」「防水効果」を付与する事ができます。
※ラストオリウム・コンクリート床用塗料の防塵・防水塗料として塗装される場合の情報は、公式ブログサイト記事からご確認ください(一般的に普及している防塵塗料「ボウジンテックス」との防塵性能比較データもご覧いただけます)。
エポキシシールの塗装作業方法
【はじめに】
当商品の蓋には「蓋止めクリップ」が4個装着されております。
開封時にはマイナスドライバーなどを使用して、クリップの下から押し上げるようにして蓋から外してください。
※塗料が余った際には、再度「蓋止めクリップ」を使用して蓋を密閉する事で塗料の揮発・乾燥・硬化を防いで保管することができます。
【作業方法】
注意:作業時に塗装作業用グローブとゴーグルを着用する事を推奨します。
1.下地処理/準備
十分に適切な下地処理作業を行うことは、最適な仕上がりを得るためにも最も重要です。
塗装する場所の表面は、泥・土・ほこり・油・グリース・ワックスなどの不純物がない
完全にきれいな状態にしてください。
下地種類の確認と準備
コンクリート(未塗装)下地の場合:
下地がコンクリート素地の場合は、打設後30日以上経過している事が前提です。
打設後30日未満の場合、塗装後に塗膜の密着不良・剥離などが発生する可能性が高くなります。
①「クリーン&エッチング」をコンクリートフロア表面に満遍なく塗布します。その後、軽く水で洗い流してから、しっかりと乾燥させます。これにより、コンクリートフロア表面の密着力が高まります。
②「クリーン&エッチング」は1㎡毎に作業してください。コンクリートフロア表面を満遍なく水で濡らし、その後適切に希釈した「クリーン&エッチング」を満遍なく塗布した上で、毛先の堅いデッキブラシやほうきで泡立てながら全体を擦るように作業していきます。その後、高圧洗浄機などを使用して、水でしっかりと洗い流してください。
③乾燥後、「クリーン&エッチング」が機能しているかテストしてください。水を垂らして、直ぐに染みこんでいけば次の工程に進んでください。そうでない場合、再度エッチング作業を行ってください。
④更にコンクリートフロア表面の塗料との密着力を向上させたい場合は、「ロックダウン」をコンクリートフロア全体に薄く塗布します。
⑤「ロックダウン」は使用前には軽くかき混ぜてください(気泡が生じないようにしてください)。1回塗りで薄膜の形成を推奨します。
⑥もし、1回目塗布後もコンクリートフロアにチョーキング(表面に白い粉上のものが残っている)が残っていたり、孔が多数ある場合は2回目の塗布を行ってください。1回目の塗布2-4時間後に2回目に移行する事が可能です。
⑦「ロックダウン」は塗布後2時間で最適な効果を発揮し始めます。塗料の塗布作業開始は、2時間以上経過してから行ってください。
塗装がしてある(古い塗膜がある)下地の場合:
古い塗膜が一液性の水性塗料である事を推奨します。古い塗膜が二液性の油性塗料の場合は
より丁寧に時間をかけて下地処理作業を行うことを推奨します。
①古い塗膜をサンドペーパーやサンダー(#150-#200)を使用するかワイヤーブラシなどを
使用して完全に取り除きます。その後、高圧洗浄機などを使用して表面の不純物を完全に
取り除きます。
②更に油汚れなど頑固な汚れをヘビーデューティーディグリーサーを使用して、しっかり取り除いた後に、「コンクリート(未塗装)下地の場合」と同様の作業を行ってください。
新しく塗装した塗膜に上塗りする場合:
一液水性のコンクリート床用塗料であればどのような塗料にも上塗りする事ができます。
溶剤系や二液のコンクリート床用塗料の上塗りには推奨しませんのでご注意ください。
下地の塗装してから24時間後~7日間までに上塗りしてください。
7日間以上経過した場合は下地の塗装を軽く足付け(サンドペーパーで表面を粗す作業)してからエポキシシール・クリアシールを塗装してください。
また、上塗り前には下地の塗装が適切に密着しているかどうか確かめた上で、表面のチリやほこり・ごみなどを除去してから作業開始してください。
気温・室温・フロア表面温度が10℃-32℃の範囲の時に作業してください。
*滑らかな表面に塗装する場合は6㎜前後の毛の長さ、ほうき目仕上げ表面の場合は10㎜前後、粗い表面の場合は12㎜前後の毛の長さのローラーを使用してください
**気温・室温が低い時や湿度が高い時はより長めの乾燥時間を確保してください。
原液のまま使用し、水などで希釈しないでください。
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