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DIY製品に限らずですが、2022年になってから(特に2月以降ウクライナ情勢が悪化してから）
急激な物価高に苦慮されている方は多いと思います。
今回は、ラストオリウム社とその製品にスポットを当てて、今年実際に起こっている事を皆さんにお話ししたいと思います。
アメリカNo.1のDIY塗料メーカーである「ラストオリウム社」について
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧下さい♪
【ラストオリウム】原材料の高騰の影響
”5回”
この数字は、過去18ヵ月(弊社ホームボディがラストオリウム社と代理店契約を締結してから現在2022年6月末までの期間)にラストオリウム社が製品値上げを実施した回数です。
塗料やコーティング剤はもちろん、容器や梱包資材にも原油由来の成分はふんだんに使用されているため、原油高は原材料の高騰に直結します。
原油高だけが「原価高騰」の原因ではないですが、原油高は「原材料の輸送・調達」も含めてほとんどの工程に関わっているため影響はとても大きいです。
【ラストオリウム】生産・製造調整
2022年4月末頃に解消されましたが2021年末～2022年4月にかけて、原材料不足によるDIY商品の生産・製造調整がラストオリウム社で行われていたため、発注をかけても製造し工場出荷するまで2か月以上待たなければいけない商品もありました。
そのうちの一つが「ロックソリッド・ガレージフロアコーティングキット」でした．．．
ご購入希望のお客さまには、大変ご迷惑をおかけしました。
原材料費が高騰していても、需給ギャップがあり、その奪い合いがアメリカ国内市場だけでなく、世界的に起こっていたためです。
2022年4月末以降6月現在でこの問題は解決していますが、今後もウクライナ情勢の長期化があれば再発する可能性もあります。
【ラストオリウム】海外貨物輸送の混乱
弊社ホームボディがラストオリウム社に発注をかけたものは、基本的に下記のような工程を経て日本に到着します。
１．米国イリノイ州のラストオリウム社工場から出荷
２．陸路(鉄道輸送orトラック輸送)で米国西海岸の港まで輸送
３．米国西海岸の港から経由地(香港、上海、釜山などで一部貨物の積み替えを実施)を通る
４．東京港に到着。通関審査を受けて弊社倉庫に納品
「コロナウイルス感染拡大」「ウクライナ情勢」発生前の2019年頃は
上記1-4で2か月前後で倉庫に納品されていました。
2021年末頃から、上記1-4で4か月以上かかるのが常態化しています。
理由としては、
１．「船便の減便」「コンテナ不足」により、商品を積み込む船・コンテナが順番待ちになる。
２．米国、中国の港湾の混雑・ロックダウンにより積み替え作業が大幅に遅延する。
上記2つが主なものとなります。
【ラストオリウム】それでも物価高だからこそ「DIY」がおすすめ
このように現在は世界的な情勢の影響により、ほとんどのものが値上がりして急激な物価高になっています。
DIY商品に限らず、輸入品に限らず(国内生産品も原材料は輸入品に頼っているケースは多いです)、物価高になっていますが、だからと言って職人さんや工務店さんなどにちょっとしたリフォームや塗装を依頼するのはおすすめしません。
私も自宅の外壁を昨年2021年9月に塗装業者に依頼して塗り替えしましたが、
今(2022年6月)依頼すると、「その時より50万円は高くなります。」と言われました。
彼らが使う材料が高騰しているのはもちろん、工賃も比例して上げている場合もあります。
日本も20年以上デフレが続き、ものの値段は安いままでしたが、今後は「コロナウイルス感染拡大」「ウクライナ情勢」が解消されても値上げが止まっても値下げが始まるのは考えにくいと思われます。
ますます、DIYをうまく取り入れて、「楽しく」「コスト節減」しながらDIYを楽しみましょう♪
【ラストオリウム】2022年いっぱいは混乱継続予定
とりあえず「コロナウイルス感染拡大」と「ウクライナ情勢」の2つの問題がある程度解消されれば、ラストオリウム商品を含め海外商品の在庫薄・欠品の常態化も解消される予定ですが、2022年いっぱいは完全には解消されないとの予測です。
ラストオリウム商品の供給体制についての最新情報を得たい方は、是非弊社ホームボディの配信やお知らせをご確認ください。
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