【駐車場・ガレージ床塗装】こんなコンクリート床に塗装しないように!「塗装前の確認方法」

コンクリート床塗装剥がれ DIY
コンクリート床塗装剥がれ

弊社ホームボディには毎日のようにガレージハウスや駐車場付き新築住宅を建てた方から「コンクリート床のDIY塗装」についてのお問い合わせがあります。

事前にお問い合わせを頂いた方には、条件や希望をお聞きした上でおすすめの方法や材料・道具の紹介をさせて頂いており、DIYでのコンクリート床塗装の仕上がりに満足して頂いている方がほとんどです。

但し、コンクリート床塗装に失敗した後にご相談・お問い合わせを頂くケースも多いです。

今回は、その中でも特に多い「塗膜の剥がれ」について、「こんなコンクリート床にそのまま塗装してはダメ」をテーマにお話しします。

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しんじ
しんじ

ガレージや駐車場のコンクリート床塗装自体はとても簡単で誰でもDIYでできますが、事前の準備と確認がとにかく重要です。

少しでも疑問がありましたら、お気軽に弊社ホームボディまでお問い合わせください。

コンクリート床塗装の経験豊富なスタッフが丁寧に回答いたします♪

下記の動画も塗装未経験の方たちにガレージのコンクリート床をDIY塗装して頂いたものです。
参考に是非ご覧ください。

屋内ガレージ・コンクリート床DIY塗装動画
屋外駐車場・コンクリート床DIY塗装動画

【駐車場・ガレージ床塗装】塗膜が剥がれてしまった事例紹介

先ずは下記の事例をご覧ください。

剝がれてしまった塗膜の裏面(一番左の画像)を見ると、塗膜だけでなくコンクリートの表層も一緒に剥がれています。

剥がれた塗膜裏面にコンクリートが付着①
剝がれた塗膜裏面にコンクリートが付着②
コンクリート表層が脆弱だと塗膜剥がれます

コンクリート床を打設した時に濁った水が表面に浮いてきます。
その水にはコンクリート成分の内、比重の軽い成分(砂骨材など微細な粒子)が混ざっています。
そして水が蒸発すると、その微細な粒子が表面に残って堆積してコンクリート表面に脆弱な層を形成します。

この層をレイタンスといいます。

一般的にガレージハウスや戸建て住宅の駐車場などでコンクリートを打設した際には、業者さんはこのレイタンス層を除去する事はほぼほぼ無いと思ってください。
※レイタンス層が残存した状態で引き渡しになるケースがほとんどです。

また、コンクリートの品質の違い(水分量、配合比率などの違い)により脆弱性もかなり違ってきます。

とにかく、このレイタンス層が残存している状態のままでコンクリート床を塗装してしまうと、上記のようにコンクリート床表層と一緒に塗膜が剥がれてしまう可能性がとても高くなります。

この状態のまま塗装すると、プロの塗床屋さんでも、もちろん失敗します。

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【駐車場・ガレージ床塗装】コンクリート床の脆弱性の確認

ガレージハウスオーナーの方など塗装に慣れていない一般の方でも、コンクリート床の脆弱性を確認する方法は簡単です。

◆コンクリート床表面を触って白い粉が付く
◆マイナスドライバーやコインなど硬いもので、コンクリート床表面を擦ると表面が削れてしまう

上記2点が確認できたら、そのまま塗装するのは止めてください。

コンクリート床は、コンクリート壁と違い重量物が乗ったり、移動したりする衝撃に耐えなければいけません。
上記のような脆弱な層が表層にあるとクルマやバイクを移動した際にコンクリート表層と一緒に塗膜も持っていかれてしまいます。
※例えば一般的なSUV車は車重1600㎏くらいありますので、1本のタイヤに400㎏の荷重がかかっています。マイナスドライバーやコインで擦っただけで取れてしまう表層が残っていると、そのような荷重に耐える事はできません。

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【駐車場・ガレージ床塗装】コンクリート床表層が脆弱な場合の解決方法

脆弱性の度合いにより、下記の何れかで解決した上でコンクリート床のDIY塗装を行ってください。

その①:コンクリート床表面を触ると白い粉が付着するが、マイナスドライバーやコインで擦ってもコンクリート表層自体は削れない強さは持っている場合

解決策:クリーン&エッチング(エポキシシールド・ガレージフロアコーティングキットには同梱されています)で「表層の洗浄・中和・粗し」を行い、その後プライマー・ロックダウンを塗布する事で内部の骨材成分を閉じ込める事ができるので、塗装開始OK。

その②:マイナスドライバーやコインで擦るとコンクリート床表層が削れてしまう場合

解決策:フロア用ポリッシャーにワイヤーブラシ入りのポリッシャーを装着して脆弱な表層を除去します。
※DIYで行う場合はポリッシャーをレンタルして自分で行う。
※打設前に塗装しようと決めている場合は、業者さんに打設後のレイタンス層除去をあらかじめ依頼する(これが一番おすすめ)。

また、#80-100のサンドペーパーを使用して手作業で研磨・足付する事もできますが、床面積が広い場合はかなり大変な作業にはなります。

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【駐車場・ガレージ床塗装】駐車場・ガレージ床DIY塗装は事前準備すれば簡単で楽しい

塗装作業はとても簡単で楽しい作業です。

事前準備さえ、しっかり行えばもう成功に近づいたと言えるのでしょう。
※逆に事前準備がおろそかだとプロの塗床業者さんでも失敗します。

弊社ホームボディ公式YouTubeチャンネルでは、素人の方がガレージハウスや屋外駐車場のコンクリート床を塗装した動画もあげていますので、是非ご覧ください。

また、塗装時の注意点を失敗事例と一緒に紹介した記事ホームボディ公式ブログサイトにあげていますので、併せてご覧ください。

【駐車場・ガレージ床塗装】塗装までしたくない人は簡単にできるコーティングがおすすめ

ホームボディでは、コンクリート床・タイル床・大理石床を簡単にDIYでコーティングできるラストオリウム社「MS511浸透性シリコンコーティング」も取り扱っております。

未塗装コンクリート床に塗布する事でコンクリート内部に浸透し、汚れや水が染み込むのを防ぐため日常のお掃除が時短できます。
※浸透性コーティング剤なので既に塗装してあるコンクリート床には効果を発揮しません。未塗装コンクリート床の防汚・防水コーティング剤としてご使用ください。

家庭用サイズの「MS511浸透性シリコンコーティング」で10㎡~45㎡(473ml。素材の浸透度合いにより変動)の面積をコーティングできます。
※業務用サイズの「MS511浸透性シリコンコーティング」で20㎡~90㎡(946ml。素材の浸透度合いにより変動)

MS511浸透性シリコンコーティング」は下記のような特長があるので、誰でも簡単にコーティングできます。
◆透明クリアなので、塗りムラの心配はありません。
◆浸透性コーティング剤なのでコンクリート床の艶を変化させず、艶ムラの心配はありません。
◆浸透性コーティング剤なので防汚効果・防水効果が長期間持続します。
 ※ラストオリウム社の促進試験で約20年間効果が持続する検証結果
◆滑り止め効果も同時に発揮するので、コンクリート床が滑りにくくなります。

予算6,000円(コーティング作業に便利なコテバケセットを入れても8,500円)で10-45㎡のコーティングができますので「塗装はハードル高いな」と考えている方にもおすすめです。

【駐車場・ガレージ床塗装】お気軽にお問い合わせください。丁寧に回答します。

弊社ホームボディでは、毎日のようにDIYでコンクリート床塗装にチャレンジしたい方からのお問い合わせを受けています。

皆さんの状況に合わせて回答いたしますので、お気軽にご相談ください。

また、弊社ではハウスメーカー・工務店さんや塗料屋さん・工具屋さんとも協力して色んな現場で塗装を行い、その内容を動画や記事で皆さんに紹介しています。

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