目次
このページは「ロックソリッド ガレージフロアコーティングキット」をご購入いただいた方に
正しく塗装作業をして頂くための詳細情報を掲載しております。
ご使用前には、必ず【作業方法】を良く読んだ上で作業してください。
ロックソリッド ガレージフロアコーティングキットの特長
『ロックソリッド ガレージフロアコーティングキット』 はラストオリウム社
独自の技術である「ポリキュラミン樹脂」を使用し、より塗膜の密着度・強度・
硬化速度を向上させています。耐摩耗性・耐久性に優れており、硬化後は光沢の
ある仕上がりとなります。ガレージや屋内倉庫等の美観回復におすすめです。
※直射日光のあたる場所、屋外にはお使いいただけません。
「ロックソリッド ガレージフロアコーティングキット」の詳細につきましては、
下記の記事も併せてお読みください。
【ガレージハウス床用DIY塗料】アメリカ・ラストオリウム社「ガレージフロアコーティングキット」
ロックソリッド ガレージフロアコーティングキット 商品情報
【品 名】ロックソリッド ガレージフロアコーティングキット
(2液水性エポキシ樹脂・ウレタン樹脂・ポリウレア樹脂配合塗料)
※特許取得済み「特許番号(U.S. Patent Number) 8,381,903 B2」
【容 量】3.5L(Part-A硬化剤:0.8L、Part-B主剤:2.7L)
【塗布可能面積】約25㎡
【キッ ト内容】バーストパウチ(Part-A硬化剤、Part-B主剤)、デコレイティブチップス、下地処理剤、塗装用ローラー
【推奨塗布作業温度】15℃~30℃
ガレージフロアコーティングキット 作業方法
注意:作業時に塗装作業用グローブとゴーグルを着用する事を推奨します。
重要:下記の【使用方法】【注意事項】を遵守して作業を行ってください。
【使用方法】※動画は当社YouTubeチャンネルからご確認頂けます。
1. 下地処理:作業箇所のホコリ等は掃き、付属の下地処理剤で床を洗浄し、乾燥させます。
十分に適切な下地処理作業を行うことは、最適な仕上がりを得るためにも最も重要です。
塗装する場所(駐車場・ガレージ)の表面は、泥・土・ほこり・油・グリース・ワックスなどの
不純物がない完全にきれいな状態にしてください。
下地種類の確認と準備
コンクリート(未塗装)下地の場合:
(重要!)下地がコンクリート素地の場合は、打設後30日以上経過している事が前提です。
打設後30日未満の場合、塗装後に塗膜の密着不良・剥離などが発生する可能性が高くなります。
①同梱の「下地処理剤(粉末状)」を約8㍑の水で溶かした水溶液をつくり、
その水溶液ををコンクリートフロア表面に満遍なく塗布します。
これにより、コンクリートフロア表面の密着力が高まります。
② 「下地処理剤(粉末状)」は、約8㍑の水に希釈してから、使用してください。
※駐車場・ガレージ・地下室などの滑らかな仕上げのコンクリートフロアはもちろん、
※粗い表面のコンクリートフロアにもこの工程を行うことを推奨します。
③ 「下地処理剤(粉末状)」は1㎡毎に作業してください。
コンクリートフロア表面を満遍なく水で濡らし、その後適切に希釈した
「下地処理剤(粉末状)」を満遍なく塗布した上で、毛先の堅い
デッキブラシやほうきで泡立てながら全体を擦るように作業していきます。その後、高圧洗浄機など
を使用して、水でしっかりと洗い流してください。
④乾燥後「下地処理剤(粉末状)」が機能しているかテストしてください。
水を垂らして、染みこんでいけば次の工程に進んでください。
そうでない場合、再度エッチング作業を行ってください。
⑤更にコンクリートフロア表面の塗料との密着力を向上させたい場合は、
「コンクリートフロアペイント ロックダウン」をコンクリートフロア全体に薄く塗布します。
※(重要)特に吸い込みの激しい未塗装コンクリートの場合は、必ず
「コンクリートフロアペイント ロックダウン」をたっぷりと使用してください。
「吸い込みの激しい」=「水を垂らして10秒以内に染みこんでしまうような場合」
⑥「コンクリートフロアペイント ロックダウン」は希釈せずに原液のまま使用してください。
使用前には軽くかき混ぜてください(気泡が生じないようにしてください)。1回塗りで薄膜の形成を
推奨します。
⑦もし、1回目塗布後もコンクリートフロアにチョーキング(表面に白い粉上のものが残っている)が
残っていたり、吸い込みが激しい場合(水を垂らして10秒以内に染みこんでしまう場合)は2回目の
塗布を行ってください。1回目の塗布2-4時間後に2回目に移行する事が可能です。
⑧「コンクリートフロアペイント ロックダウン」は塗布後2時間で最適な効果を発揮し始めます。
塗料の塗布作業開始は、2時間以上経過してから行ってください。
塗装がしてある(古い塗膜がある)下地の場合:
古い塗膜が一液性の水性塗料である事を推奨します。古い塗膜が二液性の油性塗料の場合は
より丁寧に時間をかけて下地処理作業を行うことを推奨します。
①古い塗膜をサンドペーパーやサンダー(#150-#200)を使用するかワイヤーブラシなどを
使用して完全に取り除きます。その後、高圧洗浄機などを使用して表面の不純物を完全に
取り除きます。
②更に油汚れなど頑固な汚れをコンクリートフロア用ディグリーサーなどを使用して、
しっかり取り除いた後に、「コンクリート(未塗装)下地の場合」と同様の作業を行ってください。
補修が必要な場合(ひび割れ・クラックなど):
補修が必要な場合(ひび割れ・クラックなど): 「コンクリートパッチ&リペア」を使用して補修を行って下さい。「コンクリートパッチ&リペア」は2液エポキシ系のコンクリート用補修材でコンクリートの3倍の強度を誇ると共に、充填から8時間後には塗装が開始できる商品です。
※セメント・モルタル系のコンクリート用補修材は、硬化は早いですが充填から数週間以上塗装はできません(新設のコンクリートと同様に充填硬化から数週間は強アルカリ性の状態が継続するため)。
2. 二液混合:バーストパウチ袋内の主剤と硬化剤を混合、攪拌します。
作業方法については、下記のバーストパウチ袋混合・攪拌・使用方法をご覧ください。
左の画像と下の図のように、
硬化剤と主剤が入っているバーストパウチ袋を
端から巻き取るようにして絞っていき、硬化剤と主剤の仕切りが外れたら、しっかりとかき混ぜ
二液を混合させてください。
※重要!:二液混合した後は直ぐに袋を開けて塗装作業を開始してください。二液混合したまま袋を開けずに数分間放置すると二液の反応が促進し、塗料が熱を持ち硬化が早まってしまいます。
3. 塗布:角や端などの細かい部分を先に刷毛で塗り、その後ローラーを使い約1㎡毎に
塗装していきます。
4. 装飾:塗料が乾かないように、約1㎡塗装する毎に、その範囲にデコレイティブチップスを
散布します。
※【硬化時間】人が歩けるまで12-16時間、車やバイクを駐車ができるまで24-36時間です。
ロックソリッド ガレージフロアコーティングキット 注意事項
【注意事項】
子どもの手の届かない場所に保管して下さい。飲み込んだりしないで下さい。
●刺激性、飲み込むと有害です。
●皮膚や眼に触れないようにし粉塵は吸わないようにして下さい。
●保護眼鏡や保護衣を着用して下さい。取り扱い後は手をよく洗って下さい。
●容器はしっかりと密閉して下さい。
●熱などの着火源のない所で保管して下さい。
【応急処置】
●もし飲み込んだ場合、直ちに医師の診察を受けて下さい。
●呼吸が困難な場合、新鮮な空気の得られる場所に移動して下さい。
●もし呼吸困難が継続している場合、直ちに医師による治療を受けて下さい。
●もし塗料が目に接触した場合、直ちにきれいな水で15分間洗浄し、その後症状が起きていれば医師の診察を受けて下さい。
●皮膚に付いた場合、石鹸水や水でよく洗って下さい。
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