目次
新築住宅の補修現場において、最終的な仕上げに使用される「補修用ラッカースプレー」。
ホシュールやエコスターといったスプレーがプロの補修屋さんが主に使用するラッカースプレーです。
艶有り・艶消し・半艶などの種類があり、家具やフローリングのえぐれ・へこみ・はがれ傷の補修の最終工程に使用します。
簡単に補修箇所の艶を調整する事ができるので、とても便利な補修材料ですが、「臭いがとても強く、吸い込むことにより健康被害を及ぼす」悪影響はもちろん、もう一つデメリットがあります。
「ラッカースプレーなので、ラッカー塗膜の耐久性しか無い…」という点です。
ラッカー仕上げの家具をお持ちの方は分かると思いますが、ラッカー塗膜の大きなデメリットのうちの一つが「耐水性・耐熱性・耐アルコール性が弱い」という点です。
・水を垂らしたまま一晩放置したら「その部分が白濁してしまった。」
・熱いお茶を入れた湯呑を置いたら「湯呑の形に輪染みができてしまった。」
・ウイスキーを入れたロックグラスを置いたら「グラスの形に輪染みができてしまった。」
・アルコール消毒液を垂らしたままにしたら「その部分が白濁してしまった。」
などのトラブルが、テーブル・袖机などのラッカー仕上げ家具をお持ちの方なら経験あると思います。
補修用ラッカースプレーを使用した補修箇所は、このようなトラブルが容易に起こり得る耐久性だという事は理解した上で作業しましょう。
要するに補修用ラッカースプレーを使用した補修とは、ウレタン塗装された耐久性の高いフローリングの上を、耐久性が大幅に落ちるラッカー塗装をしてしまう感覚です。
特に、ダイニング・キッチン・リビングまわりのフローリングや家具の補修を補修用ラッカースプレーで補修した場合は、水で濡れたり、熱いものを置いたり、アルコール消毒液などがこぼれたりする事で補修箇所が白濁してしまいます。
【補修材】耐アルコール性に優れた補修
そのような場所を補修する場合には、ウレタン塗装と同等の耐水性・耐熱性・耐アルコール性を持つ艶調整仕上げできる補修材料を補修の最終工程で使用する事をおすすめします。
耐水性・耐熱性・耐アルコール性に優れた補修用仕上剤:
◆モホーク「フィニッシュアップ・ポリウレタン」
◆キャラフ「ウォーターベースリキッド」
【補修材】補修用ラッカースプレーの耐アルコール性の検証
次の動画では【モホーク「フィニッシュアップ・ポリウレタン」】【キャラフ「ウォーターベースリキッド」】を使用した補修箇所と、一般的に補修屋さんが使用する補修用ラッカースプレーを使用した補修箇所の耐アルコール性の違いを検証しています。
短い動画なので、是非ご覧ください。
【補修材】補修材料の耐久性に関するお問い合わせ
家具やフローリング補修の耐久性に関するお問い合わせはお気軽にご相談ください。
ホームボディ公式オンラインショップはこちら
*商品の詳細、ご購入にご興味のある方
ホームボディ公式コーポレートサイトはこちら
*当社、ブランドについて詳しく知りたい方
ホームボディ公式YouTubeチャンネルはこちら
*各商品の使用方法、効果検証などを動画で詳しく知りたい方