目次
目地の役割
目地とは、タイルや大理石などを施工する際に、部材間の隙間を繋ぐ継ぎ目部分の事を言います。
「部材をそのまま隙間なく施工してしまえば、目地材など必要ないのでは?」と思う方もいる
でしょうが、目地には役割があります。
・タイル・レンガ・大理石も製造時のロットによるサイズのバラツキが多少あります。
目地がある事で、多少のバラツキがあっても施工する事が可能になります。
※ちなみに、木質床材・フローリングなどは冬場は特に隙間を空けて施工します。これは
木材は湿気を含むと膨張し、乾燥すると収縮するためです。
・下地が収縮・膨張したり、地震などで動きがあった場合の緩衝材となりえます。
※イコール下地の補強材にもなっています。
・内部への汚れの侵入を防ぎます。
なるほど。目地には、様々な役割があるのが分かります。
玄関まわりのタイル床・大理石床に使用される目地材
基本的にはセメント系の目地材が使用されています。
但し、水回りやお風呂のタイルには汎用的なセメント系の目地材に機能を付与したものが
使用されたりしています。
※防カビ機能、汚れが染みこみにくい機能(撥水・撥油)などが付与されているものが
ありますが、汎用品と比較して高価なため(場合によっては同じ質量比較で汎用タイプの
セメント系目地材の10倍くらい高価なものもあります)、屋外や玄関まわり・リビング・
ダイニングなどでは高機能なものは、使用されていないケースがほとんどです。
皆さんも、ご自宅のタイルや石材目地材に水などを垂らしてみましょう。短時間で水が吸い込むようであれば、コーティングする事で日常の掃除が大幅に時短できる事が実感できると思います。
日常の掃除だけでなく、大掃除の時間を大幅に時短できます。
※目地材もデッキブラシや洗剤を使用しても汚れが除去できない時は、汚れが内部に浸透
していると判断できると思います。
うちも、玄関まわりのタイル目地は黒ずんでいて、デッキブラシで掃除しても黒ずんだままです…
目地をキレイを維持するにはコーティングが必要
汚れやすい目地部分をきれいに維持するためにも、基本は新築時にコーティングする事を
推奨します。
浸透性のシリコンコーティングでコーティングする事で、長期間(約20年)の汚れ防止効果を
発揮します。
※表面に膜を造るのではなく、目地内部にも浸透しますので、経年や摩耗でコーティング効果が
失われる恐れが大幅に少ないため。
また、既に入居済みで汚れてしまっている目地の場合も、専用の洗剤を使用する事で、
コーティングは可能になります。
【目地・タイル・大理石用コーティング】
MS511浸透性シリコンコーティング タイル・目地・石材用
価格:5,500円/473ml(税込)
※塗布可能面積10㎡-45㎡(塗布対象素材の液体浸透度合いによる)なので、一般的な広さの
戸建住宅であれば、家中の全てのタイル・大理石・目地をコーティングできます。
5,500円で20年間汚れ防止効果持続するコーティングができますので、コストパフォーマンスは
とても高いです。
【目地・タイル・大理石用洗剤】
MSタイル・目地・石材用クリーナー 濃縮タイプ
価格:4,400円/946ml(税込)
※作業可能面積15㎡-250㎡(濃縮タイプ946mlあたり。素材の種類や希釈率により変動)なので、
一般的な戸建住宅であれば、1か月に1回 家中の全てのタイル・目地 に使用しても
数か月~1年間使うことができるコストパフォーマンスの高さです。
目地内部深くまで汚れが浸透してしまっている場合は、メラミンスポンジや高圧洗浄機の併用を
推奨します。
大理石など光沢のある艶有の素材にはメラミンスポンジは絶対に使用しないでください。
艶が失われてしまう恐れがあります。
予算5,000円程度で、20年汚れ防止が持続するコーティングを施せるのであれば、
その後の日常的な掃除が時短できる事考えれば、すごくお得です♪
コーティング作業に必要なツールをそろえてもコーティングと合わせて
合計1万円はいきませんよ♪
◆Yahooショッピング【玄関タイル】部門でランキング1位獲得しました(2022年12月現在)♪
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目地コーティングの効果・実例
目地にコーティングした際の汚れ防止効果を動画でご覧いただけます。
浸透性のシリコンコーティングは、下記のような特徴もありますので、日常の掃除時間の大幅な時短、
大掃除の大幅時短が可能になります。
大掃除時にプロの業者に依頼する必要性もなくなります。
【浸透性シリコンコーティングの特徴】
・表面に膜を造らず、内部に浸透して防汚効果を発揮するので、経年で摩耗せずに長持ちします。
・目地部分にも浸透して防汚効果を発揮するので、タイル床・大理石床全体をしっかりと保護する
ことができます。
・表面に膜を造らないため、元の素材の質感や艶を変化させずに自然な仕上げを施すことができます。
・滑り止め効果もあり、施工後は床表面がより滑りにくくなります。
DIYでの目地コーティング作業方法
目地・タイル・大理石のコーティング作業は、MS511浸透性シリコンコーティングと下記ツール・
材料があれば、誰でも簡単に作業することができます。
・コテバケ
・トレー(受け皿)
・きれいな布
下記に一連の作業を動画でもアップしていますので、ご視聴ください。
10㎡程度の広さであれば、クリーニングからコーティングまで3時間で完了できるんです♪
休みの日の午前中で完了できますね♪
玄関まわりコーティング - 多孔質タイル・石材も汚れ防止できます
多孔質とは、素材に細かい穴があり吸水性のあるタイル・石材
です。
簡単な見分け方としては、水を垂らして浸透していけば
多孔質となります。
「水が浸透する=汚れも染みこみやすい」ので、一旦汚れが 付着すると、取り除きにくくなります。
そのような素材のコーティングには、
ミラクルシーラント(miracle Sealants)ブランドの
MS511浸透性シリコンコーティング 多孔質タイル・目地・石材用
使い方は、MS511浸透性シリコンコーティング タイル・目地石材用コーティングと 同じです。
多孔質素材にもしっかりと防汚・撥油効果を発揮し、汚れが
付着しても、簡単なクリーニング作業で汚れを取り除くことが できます。
効果は下記の「Before(塗布前)」「After(塗布後)」画像の通り。
まとめ
もう一度申し上げますが、コーティングの基本は新しい時に最初にやっておくのが一番です。
これは、大理石・タイル・目地だけでなく、レザー製品・布製品など汚れやすく、
且つ汚れてしまうと取り除きにくい素材全般に言える事です。
但し、私も昔はそうでしたが、人はだいたい何かトラブルが起こってからでないと本気でそれを
解決しようと思わないものですが、今後20年間日常の掃除や大掃除が大幅に時短できるメリットを
イメージしていただければ、予算5,000円程度かけてタイル・目地・石材を全部コーティング
してしまうメリットは大きいです。
※大理石・目地・タイルも、用途(その上を歩いたり、飲食したり)を考えれば将来的に汚れる
可能性は高いと予測できるはずです。
という事で、今回はコーティングだけでなく、洗浄・クリーニング作業まで含めて説明させて
いただきました。
参考にしていただき、ご自宅の大理石・目地・タイルをメンテナンスしていただければ幸いです。
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