目次
先ずは下の「コンクリート床の断面&傷レベルイメージ図」を見てください。
コンクリート床に限らずですが、塗装されているもの(木質家具・フローリング、アルミサッシ、
レザーソファなど)は、ほとんど全て断面は3層に分かれていると思ってください。
下の層:基材部分です。コンクリート床であればコンクリートの部分です。
中の層:塗装面です。顔料タイプ・染料タイプ、水性・油性、一液・二液など様々なタイプの塗料が
ありますが、コンクリート表面を着色してある層です。
上の層:クリアコート層です(透明)。塗装の上に塗る事で、塗装面の耐久性を向上させたり、
好みの艶にする目的で使用されます。
- トップコート(クリア仕上)
- 塗装(塗料)
- 基材(コンクリート)
【重要】2023年4月から「コンクリート床用補修材」は下記のラインナップにまとめました。
※補修の「簡単さ」と補修箇所の「耐久性」を両立する補修材料です。
自宅のガレージ・駐車場コンクリート床の補修用(少量タイプ):
①「コンクリート床補修キットmini ECO100」パテ(20g×5セット)と補修に必要な道具・材料の13点セット
②コンクリート床補修・おかわりパウチ100gセット
倉庫や工場・店舗のコンクリート床の補修用(大容量タイプ):
③「コンクリート床補修キット miniECO500」大きなひび割れ・穴の補修におすすめ
④「コンクリート床補修キット miniECO500プラス」250g×4パックセット 業務用としておすすめ
⑤コンクリート補修用パテ(エポタフエース)の色合わせに「カラーパウダー」
※ライトグレー色のパテに黒やブルーの「カラーパウダー」を使用して調色する事でラストオリウムのコンクリート床用塗料の色も作り出すことができます。
【コンクリート床塗装については】
コンクリート床DIY塗装前の注意事項やチェック方法については下記の記事をお読みください。
※「正しい塗装を行わなかった場合の失敗事例とその原因・解決方法」
※ 「【駐車場・ガレージ床塗装】こんなコンクリート床に塗装しないように!「塗装前の確認方法」」
コンクリート床の傷をレベル別に説明します。
上の「コンクリート断面イメージ図&傷レベル」を基に説明します。
レベル1:コンクリート基材(コンクリート自体)にまで傷が達している欠け・ひび割れ・クラック
レベル2:コンクリート塗装面にまで傷が達している塗膜の剥離・剥がれ・摩耗
左の画像の左端から真ん中に
かけて、塗膜が剥離して、
旧塗膜が表れているのと、
剥離した跡に汚れが溜まって
いるのが分かると思います。
周囲の塗膜が全く問題が無い
ので、DIY塗装時にこの部分だけ事前の洗浄・下地処理・
プライマー処理が不十分で
あったことが分かります。
レベル3-5:コンクリートのトップコート層(透明なクリアコート部分)にまで傷が達している
浅い擦り傷・スクラッチ・艶の変化など
※室内の木質フローリングや家具などと比較して、コンクリート床の場合は、
このレベル3-5程度のキズを気にされる方は少ないです。
補足:打ちっ放しのコンクリート(無塗装)の場合は、基材部分のコンクリート層だけとなります。
よって、傷のレベルも全てレベル1となります。
打ちっ放しのコンクリートの特長については、下記も参考にしてください。
出典元:
CMC (concrete-mc.jp)
▼補修材の購入はホームボディ公式オンラインショップ内「補修材専門店ページ」まで。
※木質フローリング・家具、タイル、コンクリート、レザー製品など様々な傷を補修できる補修材料を取り扱っております♪
コンクリート床のDIY補修の基本的な考え方
これも、コンクリートに限らず塗装されたもの共通の考え方ですが、傷やダメージを補修する際の
工程は大きく5つになります。
下地処理:補修する箇所とその周辺を「きれいに洗浄する」「充填材や塗料の密着向上のために
バリ取り・サンディング・プライマー処理」を行います。
この作業が適切でないと、最終的に補修箇所が取れてしまったり、耐久性が
担保できなくなります。
充填作業:キズを埋めるための作業です。耐久性を重視したいのか、見た目を重視したいのかなどに
より使用する材料も違ってきます。※レベル2-5の傷補修にはこの工程は必要ありません。
面出し :充填した材料を平滑にして、補修面を周囲と同じ高さににする作業です。ヘラ・溶剤・
サンドペーパー・サンダーなどを使用します。※レベル2-5のキズ補修にはこの工程は
必要ありません。
着色作業:補修箇所とその周囲の色や模様を一致させるために行う着色作業です。
木質製品であれば「木目を描いたり」、大理石であれば「模様を再現したり」します。
※ レベル3-5のキズ補修にはこの工程は必要ありません。
艶調整 :トップコート(クリア)層を復元すると共に補修箇所とその周囲の艶を合わせる作業です。
サンディングシーラーや艶調整剤(ウレタン、アクリル、ラッカー。全艶消し~超艶有)
※コンクリート床の場合は部分的にレベル3-5の傷を補修するケースは稀です。
コンクリート床の補修(レベル1:クラック・ひび割れ)
コンクリート床は、自動車・バイク・自転車等を乗り入れする事も多いため、美観向上だけを
目的とした補修は適しません。
元のコンクリートと同等かそれ以上の強度・耐久性を持つ充填材を使用する事が求められます。
「補修後になるべく早く塗装したい」&「コンクリート同等以上の強度」を必要とする補修であれば 「エポキシ樹脂を主成分とした充填材」となります。
コンクリート床のひび割れ・クラック補修には「コンクリート床補修キットMINI100」を使用します。
※同梱のパテ粉を使用する事で幅広の深いひび割れや深い穴の補修もできます。
コンクリート床の補修(レベル2:塗膜剥がれ・塗膜剥離)
屋外のコンクリート床塗装時の事前準備(洗浄、下地処理、プライマー塗布)が不完全だと、
作業後の塗膜剥離は、高い確率で起こりえます。
特に、洗浄作業であれば「高圧洗浄機」、下地処理であれば「ワイヤーブラシ」「エッチング剤」、適切な「プライマー」の使用を推奨します。
私も、始めに自宅ガレージのコンクリート床を塗装した際は、洗浄作業を子どもたちに任せてしまった
ため一部塗膜剥離を起こしてしまいましたが、2021年に行った二回目のコンクリート床塗装では反省点を活かして作業を行ったため、かなりタフな使用をしていますが、全く問題ありません。
過去の塗膜剥離の失敗事例については、下の記事をお読みください。
補修に関してお気軽にご相談ください。
床材(コンクリート、タイル・大理石、木質フローリング)用メンテナンス剤・補修材ページはこちら
※コンクリート、タイル・大理石床材用商品がメインですが、今後木質フローリング用
メンテナンス剤・補修材ラインナップも増やしていく予定です。
「床材用メンテナンス剤・補修材専門店」ページを目指していきます♪
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