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皆さんおうちのフローリングのワックスがけしていますか?
我が家も昔は「ワックスがけ」していました。ただ、メリットよりもデメリットの方が明らかに大きいので今はワックスがけしていません。
ちなみに我が家のフローリングは無垢フローリング(ウレタン塗装。そこそこ高級品)です。
我が家の実体験を基に「床に一般的なフローリングワックスがけをしない方が良い」理由を説明していきます。
【ワックスがけ不要論】理由その1:剥離剤を使用してのワックスがけは「心が折れる」
我が家も新築時の1回目のワックスがけの時は、仕上がりにとても満足していました。
2回目は1回目のワックスを剥離せずにそのまま塗布しましたが、まだまだきれいな仕上がりでした。
ただし、2年も経過すると「人が良く歩く導線部分はワックスが摩耗」「人があまり歩かない部分はワックスがきれいに残っている」状態で、日光のあたり加減でムラが目立ってきました。
そこで3回目のワックスがけをワックスメーカーの推奨する方法で行いました。
①片づけと掃除(冷蔵庫とか学習机など大型の重量物はさすがにそのままにしておきました。)
②窓開け・換気・手袋を準備してワックス剥離剤を使用して古いワックスの剥離作業
※ワックス剥離剤は強めの溶剤なので換気を良くして、手袋で手も防護しておく必要あり。
③1平方メートルずつワックス剝離剤を塗布して、1-2分後にスポンジたわしで擦って取り除く作業をひたすら繰り返す。
※大手ワックスメーカーのリンレイさんのワックス剝がし方法のページはこちら
④水ぶきを最低でも3回行い、完全にワックスを除去します。
⑤乾燥したら、ワックスがけを行います。
妻と二人で行いましたが、大変な作業で心が折れそうになりました(特に③と④の作業)。
我が家はLDKは人工大理石フロアなので、2階の床だけ(約25平方メートル)フローリングの作業でしたが4時間以上かがんだ姿勢で作業したので腰が痛くなりました…。
最終的なワックスがけの時間も入れるとほぼ1日仕事でした。
とにかく「大変でした…」の一言です。
【ワックスがけ不要論】理由その2:剥離剤を使用する事の大きなリスク
ワックス剥離剤はかなり強めの溶剤です。
これをフローリングに使用する事で、床材に与える悪影響は大きいです。
ワックスメーカーの商品ページにはあまり記載されていませんが、「ワックス剥離剤」使用したことによる「床の膨らみ」「床の反り」などのトラブルはプロの清掃業者でも経験しています。
①ほとんどのフローリングワックスはアクリル樹脂が主成分で、その「アクリル樹脂を溶かして剝がせる剥離剤」=「かなり強い溶剤」で、その溶剤が目地部分から床材内部に浸透すると接着剤成分も溶かして内部の繊維が膨張して床の膨れや反りの原因となります。
②また、ワックス剥離剤を塗布して表面をスポンジブラシで擦る作業も基本的には床材表面を傷めてしまう行為です。
③更に、ワックス剥離剤で完全にワックスを除去するのは難しいです。
除去しきれなかったワックス塗膜は「黒ずみ」となって外観を損ねてしまいます。
下記の画像は我が家のフローリングですが、ワックスが残っている部分がかなり黒ずんでいるのが分かると思います。
子ども部屋の袖机と学習机まわりのワックス剥離が不完全でワックスが残っていた為、時間の経過と共に、上記のようにかなり「黒ずみ」となり、見すぼらしくなってしまいました…
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【ワックスがけ不要論】理由その3:そもそもフローリングワックスは床塗膜より弱い
フローリングワックス=アクリル樹脂
フローリングの塗膜 =ウレタン塗装、UV塗装など
上記のように、フローリングワックスの塗膜は床材塗膜と比較すると、とても弱い塗膜です。
床材そのものと比較すると耐水性・耐アルコール性・耐摩耗性が弱いので、
◆フローリングワックスはアルコールや水・お湯を垂らしてそのままにしておくと白濁してしまう。
◆フローリングワックスは耐摩耗性が弱いので、人が良く歩く導線部分だけ塗膜がすぐに摩耗してしまう。
などのトラブルが起こります。
このようなトラブルが起こるたびにワックスを剥離して塗りなおすのも大変ですよね。
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【ワックスがけ不要論】結論:フローリングワックスは必要なし
という事で、私の意見としてはフローリングワックスは必要ありません。
フローリング床材も進化しており、ワックスフリー床材の普及も高まっています(昨今の新築戸建て分譲住宅・集合住宅は共に高い割合でワックスフリー床材が導入されています。)。
無垢フローリング・塗装フローリング・ワックスフリー床材などフローリング全般を対象に定期的にお手入れしたい場合は、ワックス膜を造成しないタイプの下記商品を使用すれば、定期的な剥離作業も必要なくキレイな状態を維持できます。
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【ワックスがけ不要論】無垢フローリング補修にもおすすめの補修方法
無垢材フローリングの浅い凹みキズ(深さ1㎜程度のごく浅い凹みキズ)は凹んだ箇所に水を垂らして、水分を浸み込ませ、その後布をあてて上から5~10秒ほどアイロンをかける事で木の繊維が膨らみ目立たなくなる事もあります。
但し、深い「えぐれ傷」や「凹み傷」には効果はありません。
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深めの「えぐれ傷」や「凹み傷」を自分で直したい方は是非チャレンジしてください。
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