【リペア講習会】フローリングや家具の傷の補修方法を学べます。「臭いゼロ」なので大人数・普通の会議室での開催もOK

我々講師や先方の運営スタッフの方も含めると50名近くが余裕をもって講習・補修できる広い会場です。
会議・研修を行う一般的な会議室ですので、局所排気装置などは無く、真夏の開催でしたのでエアコンを付けて窓やドアは閉めた状態です。

一般的な「リペア講習会」「リペアスクール」は、有機溶剤を使用するのでこのような会議室では開催できません。

フローリングのえぐれ傷に「キャラフUV硬化パテ」を充填し、「UV・LEDライト」で硬化させるまでの工程です。

キャラフUV硬化パテは、ポリエステルパテ(ポリパテ)と同等の硬度と切削性がありますが、臭いゼロで10秒前後で硬化するため、安全＆作業効率も高いです。

痩せが無いパテですので、充填時に多めに盛り上がるように充填する必要もありません。
※多めに埋めすぎると後のサンディングに時間かかります。

面出し(充填箇所を平らにする作業)はサンドペーパーで行います。

当て木にサンドペーパーを巻き、充填箇所が平らになるまで、ひたすら研磨してもらいます。

キャラフ・カラーパウダーとキャラフ・ウォーターベースリキッドを使用してベースの着色と木目描きをします。

フローリングには3つの傷をつけています。

左の画像は、受講者の方が一番右側の傷を充填・面出ししてからベースを着色して木目を描いているところです。

かなりいい感じで着色・木目描きできています♪

この工程も一般的なリペア講習会・リペアスクールでは臭いの強いシンナー系溶剤を使用しますが、このリペア講習会では臭いゼロです。

補修の最終的な「艶調整作業」も補修用エアブラシとキャラフ・ウォーターベースリキッドを使用しますので、臭いゼロです♪

一般的な補修方法の場合、有機溶剤が多く含有され、臭いも強いエアゾールスプレータイプの艶調整剤を使用するため局所排気装置を設置した場合でも防毒マスクやゴーグルを使用しなければいけません。

この講習会では40名以上が同時に艶調整作業を行っても臭いゼロです。

入居済みの住宅補修を行う際に「気をつけるべき事」「最適な対応方法」なども、実際に起こったトラブル事例を基に丁寧に座学形式で行うことができます。

また、「梱包」「運送」「養生」「搬入」時のトラブル事例を基に、トラブルを起こさないための梱包手法や養生手法についても講習しました。

このリペア講習会(リペアスクール)では、家具やフローリング床についた傷の補修方法を学ぶだけでなく、
「家具やフローリング床を傷つけないため」
「家具やフローリング床を破損させないため」の心構えや対策・手法も学ぶことができます♪