【DIY】浴室タイル＆タイル目地の黒ずみ汚れ落とし・掃除を時短できるコーティング＆日常の汚れ落とし（風呂・バスルーム・水回り）

水回りの中でも特に掃除・汚れ落としが大変な場所「浴室のタイルとタイル目地」

DIYで自分でできる「コーティング(防汚効果と滑り止め効果を同時に発揮)」方法を紹介します。

浴室タイルとタイル目地をコーティングしておけば、日常の掃除・汚れ落としが大幅に時短できます♪

使用材料：
◆MS511浸透性シリコンコーティング
◆MSタイル・目地・大理石クリーナー　頑固な汚れ落とし用

浴室に使用されるタイルの説明

浴室に使用されるタイルに必要とされる条件は、下記の2点です。

①吸水率が低い事が求められるためJIS規格【Ⅰ類】の吸水率3％未満である事
　※吸水率が低い事からも汚れも染みこみにくく、掃除もしやすいですが、3％未満でも吸い込みはある程度発生しますので長期間の使用により徐々に汚れは染みこんでいきます。

②浴室での転倒事故を防ぐ観点からも【滑り止め加工】が施されている事
　※【滑り止め加工】が施されていないタイルが浴室床に使用されている場合もあります。
　　銭湯などで時たま滑りやすい床がありますよね。
　　タイル床メーカー(LIXILなど)の商品カタログで「浴室床用」と記載されているタイルは【滑り止め加工】が施されています。
　　【滑り止め加工】=【表面が凸凹している加工】ですので、ツルツルの表面が滑らかなタイルと比較すると汚れは付着しやすいです。

LIXIL | タイル建材 | サーモタイル（浴室タイル・洗面室タイル）
株式会社LIXIL公式サイトから引用

浴室に使用されるタイル目地材の説明

浴室タイルに使用されるタイル目地材は【モルタル系(セメント系)】のものが多いです。

モルタル系ですので、タイル素材と比較すると吸水率も高く汚れやすいです。

恐らく皆さんの浴室もタイル表面よりも目地材の汚れの方が気になると思います。

最近は「防カビ」「抗菌」機能を持った目地材が使用されるケースが多いですが、それでもタイルと比較すると吸水率は高いですので汚れやすい素材です。

LIXIL ビジネス情報 | 外装用目地材イナメジ | タイル建材プロダクトサーチ | シリーズ詳細情報 (biz-lixil.com)
株式会社LIXIL公式サイトから引用

浴室タイル・タイル目地のコーティング方法

浴室タイル：吸水率3.0％未満なので汚れは染みこみづらいが、それでも吸水性はあるので長期的には汚れが染みこんでいく。
浴室タイル目地：モルタル系なので、汚れは染みこみやすい。

よって、浴室の掃除・汚れ落としを効率的にしたい場合は、タイルと目地材を共にコーティングする必要があります。

ラストオリウム「MS511浸透性シリコンコーティング」は浸透性のコーティング剤ですので、タイルや目地材の質感や艶を変化させることなくDIYでも簡単にコーティングする事ができます。
※表面に膜を造るタイプのコーティング剤は慣れていない方が塗布すると「艶むら」が発生したり、しっかりと密着しなかったりとリスクが高いですが、「MS511浸透性シリコンコーティング」はそのようなリスクはありません。

「MS511浸透性シリコンコーティング」の作業方法については下記の記事をご覧ください。

【水回りのコーティング】後悔しないために「気をつける」事

【水回りのコーティング】失敗する3つの理由と「おすすめ」対策

浴室タイル・タイル目地をコーティングした効果

MS511浸透性シリコンコーティングでコーティングする事による防汚効果を検証した動画もご用意しましたので、ご覧ください。

自分でできるタイル・タイル目地のコーティング効果検証動画

浴室タイル・タイル目地のお掃除＆汚れ落とし方法

コーティング効果は約20年間持続しますので、日常の掃除・汚れ落としは簡単になります。

目的や用途により、下記何れかのクリーナーをご使用ください。

玄関タイル掃除に最適「MSタイル・目地・石材クリーナー濃縮タイプ」
※頑固な汚れを落としたい時に使用します。

「MS511クリーン＆リコート」１ステップで玄関・水回り・キッチンのタイル・目地・大理石のクリーニングとお手入れを同時に
※コーティング剤も含有されているクリーナー。MS511浸透性シリコンコーティングでコーティングした箇所に使用する事で、汚れ落としと同時に再コーティングもできるため防汚効果がより長く持続します。

「MSタイル・目地・石材クリーナー濃縮タイプ」
※3-50倍に希釈して使用できる経済的なクリーナー。玄関まわり・水まわり全体の日常のお掃除におすすめです。

「MSタイル・目地・石材クリーナースプレータイプ」
※汚れが気になる箇所だけ手軽に汚れ落としできるスプレータイプ